ダービーのステップレースについて

ダービーのステップレースとして挙げられるのは、皐月賞・青葉賞・京都新聞杯・プリンシバルステークスなどが主流となっています。

それまでダービーへのトライアル競走の役割を担っていた長い歴史のあるNHK杯は皐月賞馬も多く参戦して活躍していましたが、NHK杯優勝馬の日本ダービー優勝は1975年のカブラヤオー以降出る事がなく、80年以降馬優先の出走ローテーションが競馬界に広まり、ダービー本番まで中2週のNHK杯を有力馬が避けるようになって出走馬のレベルも低下したため廃止され、その後G1レースのNHKマイルカップが新設され、基本的には別路線のレースとなりました。

これに伴い、新たなダービートライアルとして東京競馬場・芝2200mのオープン特別レースとしてプリンシバルステークスが新設され、青葉賞と並んで優先出走権が与えられました。

しかし、近年ダービーのレベルの高さとレースの難解さを象徴しているのが、トライアル競争での勝ちあがりの苦戦にあります。

皐月賞からの直行組およびNHKマイルカップを経由した出走馬がダービーで好走する傾向にあり、プリンシバルステークス、青葉賞ともに現在も優勝馬が出ておらず、非常に苦戦を強いられているのです。

特に青葉賞はダービー同様、東京競馬場の芝2400mで施行されるなど、ステップレースとしてはベストな環境と言えますが、今のところ優勝した例はなく2着入賞までとなっており、本番で結果を出せていないところにダービーという最高峰のレースの難解さがうかがえます。

このページの先頭へ